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本田圭佑の革命的な指導法

  ミスに対して不寛容は当たり前な日本社会に対して、本田圭佑は逆にガッツポーズをしろとカンボジアで教えている記事があった。

 


本田圭佑が明かしたカンボジア人への仰天指導法「ミスをしたら…」 - ライブドアニュース

 

  ガッツポーズはサッカー場ではともかく他の場所、例えば仕事場では経営者からナメとんのかとなる。ケツを吹く側からすればたまったもんじゃない。だからミスをしないよう日頃から注意喚起をし続け、ミスをしたら再発防止に取り組み、ミスをした人を区別する。

 

  いつしかミスを恐れる宗教のように職場が息苦しくなり、いたたまれなくなった人は辞めて、日本に無職が増えていく。残る人もミスはするが、そこは縁故で隠されたりミスが起きにくい無難な部署に移動したりと差別も見られる。

 

  本田はミスを成長の証と捉え、ガッツポーズするほどにしないと脳は変わらないと説く。

 

  ミスをすることで脳が変わることは確かだが、フォローの仕方については我々も一工夫加えるべきである。二度続かないようにし、以前と変わらないように遇する。マスコミや保険会社を含め、何か変えていかないと日本社会全体の低下は今後も進んでいくだろう。

 

    本田自身、いろんな試合で身勝手に見えるほどのパフォーマンスでミスもしてマスコミから叩かれる時があったが、大事なワールドカップでは交代出場後の短時間で貴重なゴールを幾つもあげた事実がある。してはやらないことをせず、すべきことを彼だけが分かっていたからだと思う。ミスが少ない他の選手はこんな時に逆にしなくてもいいことばかりし、昔の日本のフォワードは無駄なシュートが多かった。