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2019年は節目か?

  歴史には節目と呼ばれる出来事が時々あるが、それらはたいてい後になって分かるものであり、当時はなかなか気付きにくい。

 

  日本史では檀ノ浦の合戦や関ヶ原の合戦は大きな節目と言え、平家から源氏へ、豊臣から徳川への移行が落ち着いてからあの合戦が節目だったと分かったりする。

 

  近現代ではベルリンの壁が崩壊した1989年を節目と見る向きが多く、この見方に従うと2019年はちょうど30年目に当たる。安倍総理がインタビューで今年は節目になると答えたのは、元号が変わることからの発言と思われるものの、他にもTPPの本格始動や周辺国との国際関係も節目を連想させるものがある。

 

  ただ30年という数字そのものは、企業の寿命30年説とか姓名判断での区切りが30年、十干十二支が60年周期など何かと取り扱われている。

 

  そして実際、人生に置き換えても周期説が該当しそうな出来事が重なったりもする。気になる人は30年前、15年前、10年前、5年前の出来事を書き出して比較してみると良い。

 

  はたして2019年は、東西冷戦が終わった1989年から30年後のような何かが起きるのか、例えば東西ドイツ南北朝鮮、米ソと米中、どうだろう?