賢者のつもり

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小泉純一郎が凋落した時代が意味するもの

  第二次世界大戦のドイツは国家全体がナチスに洗脳されていた。この少し前に名参謀ルーデンドルフが著した「総力戦」こそ、これからの時代を方向付けた名著である。軍人だけが戦うのではないと。ナチスは巧みな宣伝手法で国民全体を熱狂の渦に巻き込み、そして敗戦後ドイツは狂気から目を覚ました。

 

21世紀初頭、小泉純一郎首相が絶叫した「郵政民営化こそ日本を救う」も、小泉劇場と呼ばれて国全体がおかしくなった時代だった。疑問を呈する一部の声は決して大きくならず、自民圧勝の選挙結果に愕然としたものだった。

 

そして現代、あの狂気は何だったのかというぐらい、郵政民営化で日本は良くなってはいない。郵便局も悪化して土日を休みにするらしい。小泉純一郎はいま原発反対を連呼しているがはっきり言って目立ってない。息子2人の好感度は良いものの何故か結婚しないままでおり、陰りが出てきた。そして悪名高い竹中平蔵ももうメッキが剥がれている。

 

この状況を考察するに何かが当時までとは変わったのだ。それは、メディアによる大衆操作の限界を意味している。ルーデンドルフから小泉純一郎まで続いた戦略はもはや通じない。決して悪いことではないと思う。