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状態の乱れと対処法

 ここまで3つに分けて状態の変化に隠れる法則を見てきた。3つともオーソドックスな流れを順序と対称性に注意してまとめたものだが、実際には状態が乱れる例が多い。

 

  未成年全般に言えるし、成人の中にも週刊誌が報じた安倍昭恵の多種多様の交流ぶりは状態が不安定と言ってよい。そして高齢者も状態が徐々に安定しなくなる。

 

  安定した状態とは、対象を知覚器官で捉えた後に生じた意識に対して、適度に大脳が関与するというものだが、若者の場合大脳はまだ未熟な上、出会う物事がどれも新鮮なため生じた意識が肥大し膨らみ制御が追い付かなくなくなる。

 

  安倍昭恵も夫とは異なる分野の活動家や政治家と交流して酒を飲み舞い上がっているため同様に不安定な状態にある。一部の怒りっぽい高齢者も不自由な身体の制限を認められず不安定な状態になる。

 

  そして、膨らんだ意識が溢れだして誤った送信をするか、もしくは判断を下す場において誤った選択や決定を行うようになる。

 

  これらの問題の解決方法としては、まず未成年に結果に対する責任を負わせ過ぎないようにすること、同様に安倍昭恵も首相夫人ではあるが立場や責任の範囲について再度見直す、ただ今後は悪しき前例に基づいて誰も首相夫人の肩書きに迷わないようになると思うが。

 

  次に、社会全体が新しい事態の全てに対してできるだけ議論して一定の回答を用意し、若者をはじめとする多くの迷いや感情を放置しないようにすることも挙げられる。