次は、“社会学の父”コントを参考に他者との状態の変化を追う。
これも前々回、前回と同様に7つの心機能が関与する。
まずは見知らぬ人といる自由段階を基に遭遇し、危機を感じ各々なりの感覚で防衛する。
次に、前もって防ごうと対策を講じ、予防する状態が続く。
そして、約束を結び共存関係となる。共存に基づいて会う場合は遭遇と言わず会合となる。
会合から順応していき、各々なりの感覚で服従するも、自由を取り戻すために策謀し、反抗する。
反抗が成ると征服へ進み、自由に至り一巡する。
自由には権利が対応し、次に権利の行使、更に圧迫して危機を対応させる。
圧迫から攻撃し、防衛させるも、防衛側が対策を講じると、用心から防具ができていく。
一時的な防具に留まらず、永続的な法規に進むと、義務に至り、義務の遂行が続き、拘束していく。
拘束は強制となり相手を服従するも、策謀され反抗に進むと、隙間が生じ武具ができ、征服に領土が対応する。領土を得て権利に至る。
こう見ると、共通項として「7つの心機能」関与の他に、「2つの極態」、「2本の環(わ)」、「状態の過程(が4本)」などが挙げられることが分かる。