3話は面白い方だった。
アイドルを誘拐された芸能事務所社長が民間警備会社に依頼、犯人は警察に連絡せず身代金1億円を出せと要求する。詳細はネタバレサイトに譲るが、木村たちは最終的に犯人逮捕、身代金も奪われずアイドルも奪還、事件は世間をそれほど騒がせずに終わった。
現実はそんなにうまくいくはずもないし、アイドルの狂言誘拐自体あり得ない。ただし地元の不良にタカられることはよくあるだろう。そうした実際の話をもとに事実と嘘をうまく織り交ぜて作った話と思う。
そしてセキュリティというテーマは、今までのドラマであまり触れられていなかったものの、最近の仮想通貨の事案や今なお多い窃盗事案も含めて昨今ますます重要性が高まっている。高まっている割りには今ひとつ反応が鈍い。なぜか? セキュリティというテーマが分かりづらいからだろう。
人気俳優の木村拓哉が今後もシリーズを追加継続していけば、世間にももっとこのテーマが浸透していくと思う。