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東京オリンピックとは「危険な城内戦」である

 第2回東京オリンピックが近づいている。

 

 第1回の時は、戦後の焼け野原が見事に復興したバラ色の記憶と化したが、今回も同じ展開になるのか? 実は東京五輪のすぐ後のベルリン五輪ではイスラエル選手がテロリストに誘拐され、殺された黒歴史がある。

 

 現代もイスラム国は縮小したとは言え、新たなテロが起きないとも限らず、ボストンマラソンでも爆破テロがあった。まして日本はテロの経験値がないに等しい。安全な国と呼ばれる奢りからかセキュリティが甘くスパイ天国とも言われる。テロリストが潜みやすい民泊も増えている。

 

 この状況下でオリンピックを実施することは、お城の中に敵の軍勢を入れてしまっているも同然ではないか? お城はそもそも城外の敵軍を防ぐために堀や塀や石垣を設け、弓や鉄砲で退ける。なのに、日頃の防犯努力が無駄になりそうなほど海外から人を招き、渋滞が更に渋滞になり、事故トラブル、そしてテロが発生する。まさに城内の戦争と言える。

 

 肝心の日本人兵も少子高齢化で少なく頼りない。

 

 どう考えてもキツい。