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誰もが変だと思う上司には敵対する方が絶対に得

 おかしなことを言うのに高給取りだったり、マトモなのに薄給だったりする昨今。

 

 そんな高給取りを使う上も悪いものだが、たいていは部署を異動させられていき次第に窓際へ追いやられるものだ。

 

 であればそんな上司に対してイエスマンでいることはかえって損である。むしろ大いに敵対している方が異動の時に得をする公算が大だ。普段から反抗して煙たがられて嫌がられてその対立が周囲に漏れ伝わって注目されて、やがてはアナタの方が凄くマトモに映るはず。ヤツが異動される際に道連れにされずに済むどころか、異動後に後を任されて自由と権力を得ることは間違いない。後は信ずるところを行って成功するだけである。

 

 思うに日本人は伝統的に忠義が重んじられて愚かな上司に対しても忠誠を強いられたりするものだが、一方で戦国時代に下克上があったように上司と敵対する行動も実際に認められていた。バブル時代に採用されたトンチンカンな上司と敵対することは決して損なことはない。

 

 もちろん賢い上司と敵対する部下は愚かである。ただし現実にはなかなかいない。東芝三菱マテリアル神戸製鋼、公務員など愚かな幹部に敵対して是非とものしあがって頂きたい。