異説ショー

主サイト(ツインサイバーシステム)に載せていない異説を中心に紹介します。

(この声を君に)大成功したドラマではないか?

 7話も名作だった。

 

 決してイヴァンカ・トランプのような美女ではないはずの麻生久美子が、ここでは高嶺の花のような美人に咲き誇る印象を確かに与えている。「泣くなハラちゃん」の時もそうだったが、こんな特殊なヒロインが物凄く似合う女優なのだ。他に代わりはいない。

 

 そして竹野内豊もどこからどう見ても数学者にしか見えないほどの芸達者であり、その堅物が徐々に軟化していく絶妙な加減も天才的に演じきっている。他の豪華な役者陣(柴田恭兵平泉成ミムラ杉本哲太他多数)を脇役に追いやれる実力は確かにある。

 

 筋書き自体は朗読会が主戦場のせいか地味なのは仕方ないが、深夜に酒を飲みながら主役2人の真の実力を鑑賞するだけでもう十分な気がする。たぶん次回最終話で穂波の離婚は覆らないし江崎京子は穂波とくっつくことはないはずだし、そうはいっても何か教えられることの多い内容になるとは思う。

 

 現実の周辺の朗読会に江崎京子のような先生なんて絶対にいないはずだが、むかし両さんが亀有公園前の派出所にひょっとしたらいるかもしれない期待と錯覚を抱かせたように、各レビューの多数の好意的なコメントにあるように、もしかしたらそんな魅力的な先生が意外と近くにいるかもしれない思いを視聴者に与えただけでも大成功だと思う。

 

 エンディングのJUJUの歌も相変わらず良かった。