賢者のつもり

主サイト(ツインサイバーシステム)に載せていない異説を中心に紹介します。

未開の経済から未来の経済へ

 本日メインサイトに書いた話を簡略化するとこうなる。

 

 第1段階:山の米と川の魚の交換(2者直接交換)

 第2段階:米を売って貨幣を得て(2者交換)、川の魚を貨幣で買う。

 第3段階:米を貨幣で大量に買って、米屋に売って利益を得る(卸問屋、米相場)。

 第4段階:米を食べて出た人糞を肥料にして稲作を行う。(江戸式循環経済)

 

 未開社会から文明社会へと進む直線上に、上記の段階もあり、現代でも未開社会では第3段階はない。日本では江戸時代に大阪で米相場が始まった。

 

 アメリカでは19世紀にフォードが自動車をオートメーションで大量生産することに成功し、そこから「大量生産、大量消費」の経済が「近代的」と言われるようになった。その近代化が本当に合理的だったかどうかは、深刻な環境汚染を招いて間違っていたことは明らか。そこで20世紀後半は環境問題への取り組みが進められた。

 

 中国は遅れてその流れについていっている。日本ではゴミの分別や資源の再利用、またトヨタのように無駄な在庫を抱えないこと等は当たり前になってきているが、もともと江戸時代から上記のように循環型経済は染み付いていたとも言える。そこでこれを第4段階とした。

 

 第4段階には4つの主体が関わる。生産者、卸問屋、販売店、購買者でもある堆肥提供者。金属加工においても生産者、商社等の流通業者、末端の販売店、そして購買者でもあるリサイクル時の金属提供者。そこでこの考え方を4者交換と新たに名付けることにした。

 

 4者交換は、果たして未開から文明への直線上の未来に位置しているものか? 自分はそう思う。大量生産、大量消費、そして大量投棄、さらに大量発掘による資源枯渇も非常に馬鹿げていると思う。しかし現代の大勢の人々は直線経済から脱することができていない。

 

 ならば頭が良いとされる人に循環型経済を提示してはどうかと思い、学者やIQ上位団体、欧米の環境団体にも発信はしてみたが反響はない。

 

 過去のわずかな成功例としては故青島幸男氏だが、稿を改めたい。

 

 ともかく理論的には4者交換が全業種で敷かれることにはなると思うが、実際的にはまったく見えない。