草分け中

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多くの国民の自我が求める他我とは?

 前回あげた自我の強弱を今度は他我で見てみたい。

 

 アクセルを踏むべき時にブレーキを踏んで躊躇する弱い自我(弱我)に、強い他我(強他)はアクセルを踏ませ、良い結果(高得点や利益、安定など)をもたらす。また、ブレーキを踏むべき時に暴走を止めるようブレーキを踏ませる(豊洲移転中止や過去には青島の都市博中止も)。

 

 そんな強い他我(強他)を、多数の国民の弱我は求めており、強他の有力候補として今回の選挙を見ると、まず安倍vs小池であり、前原や枝野、石破らは弱他(弱い他我)に近い。

 

 弱他とは、アクセルを踏むべき時にブレーキを踏ませて結果が悪い(低得点や赤字、不安定)、またブレーキを踏むべき時にアクセルを踏ませて失敗に突っ込む上司、政府、悪友などである。

 

 強他の発掘と抜擢が一番だが、弱他しかいなければ、まずその現実を直視しなければならない。