今回の神回について更に考えてみた。
実際の徳川家康は絶対に阿部サダヲのようなキャラではない。もっと凛々しく、海道一の弓取りと呼ばれる猛者。その家康が、井伊谷を直虎に治めさせるため小野政次を処刑したと考えられる。小野も家老として直虎寄りであり、今川を欺くため一時的に城主になったかもしれないが、小野を処刑することで家康は直虎復帰を周囲に納得させたと。
一方、前回書いたA級戦犯たちは本当はもっとヘタレかもしれないが、マッカーサーが昭和天皇に日本を任すため東條英機らを処刑した。この構図は同じである。
家康やマッカーサーは小国だが重要な国の領主にはそれなりに民が納得する者を据えたいと思っている。
現代の日本や韓国のような小国も同じかもしれない。