いわば暗闇と小さな灯火のような関係か。
横暴な権力者が支配する国、会社、支店、学校などを暗闇とすると、そこに居る多くの人は暗闇に気分が滅入り、言動も不正がまかり通る。
そんな中で正義を説く人や本、実践する人は、暗闇の中に灯る小さな火のようなもので、人々は灯火を応援し、いずれ夜明けがきて全てが明るくなることを望む。
日本は陰湿なイジメや各ハラスメントなどが依然多い。幸福度指数も世界では低い水準だ。それでも日本は特別良い国と反省しない風潮もあるが、実際にはブラックという言葉を各地で見聞きするように暗闇の真っ只中にある。
灯火がロウソクならいずれは消える。吹き消すこともできる。しかし火を移したり、大きくすることもできる。火事にしてはならないが。室内を明るくし、悪事をさらし、正義を実現することもできる。
ただし、明るくし続けるにはそれなりに注意と行動の継続が大事だ。そうしないと暗闇に戻ってしまう。
一つ暗闇の良さを挙げるなら、まさに表題の通りで、間違った権力が在るから逆に正義が分かりやすくなるものであり、明るい室内だと正義の良さや有り難さが分からない。