草分け中

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(カルテット)叩かれる多くの人たちへの応援歌

 良いドラマだった。

 

 真紀は週刊誌で話題の人になっていた。しかし3人はアパートまで迎えに行った。

 

 どこの部屋か分からないので、ストリートミュージシャンになって真紀を誘い出した。すずめの楽しんだ表情がいい。首を降ってアクティブに演奏している方が似合っている。

 

 そして、話題の悪人になっていることを逆手にとってコンサートを開く。狙い通り満員だった。

 

 真紀には様々な事情があってこうなったとはいえ、世間に叩かれている。ふと思った。いま叩かれない人なんているのだろうか。

 

 三菱も東芝も叩かれている。埼玉も茨城も叩かれている。三流企業も一流企業も叩かれている。総理も皇室も叩かれている。私も大河の脚本を毎週叩いている。石原も籠池も朴も叩かれている。

 

 松たか子は叩かれながらもめげず、3人もくじけず、そして徐々に成功していくところで終わるストーリーだった。

 

 かつては叩かれる側は悪人だった。叩くマスコミは正義だった。しかし今や半分以上、いや大半が叩かれる社会になっている。

 

 このドラマの主役4人は世間の主流の生き方ではない。それでもお互いに協力しあって道を切り拓いている。この新しい価値観、

 

 見習いたい。