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(直虎)1ヶ月ぶりにお茶目な家康と再会

 「おんな城主 直虎」、柴崎コウが始動。

設定上10代とはいえ、目尻のシワは隠しきれなかったと視聴者は見そうである。

 

 中盤では阿部サダヲ演じる家康が登場。将棋盤を行ったり来たりする3枚目な演出は、1枚目(主役)でも2枚目(イケメン枠)でもないからだが、この家康=お茶目路線は昨年の大河でもそうだった。実際の家康も実はお茶目なところがあるらしい。信長や秀吉にも。

 

 逆にユーモアを解さない人、冗談が通じない人、暗い人、などがパワハラやイジメを行い、味方に裏切られて斬られたり、恨まれたりするものだ。

 

 取り入るのがうまいのでイジメる側にいるし、責任を他に被せるのがうまい面もある。

 

 一方、お人好しやいわゆるイイ人も早く終わる。信長や秀吉、家康らは過酷な殺し合いの中に身を置きつつも、興行(イベント)やパーティを行い笑いも生んでいた。

 

 ところで、現代を振り返って笑いをとる為政者はいるだろうか? 安倍総理は真面目で、せっかくのマリオの格好も少しイタかった。朴も余裕がないからか笑わせたことはない。中国、ロシア、ヨーロッパ、どれも暗い。トランプやフィリピン大統領の放言は失言レベルで暗さを含んでおり笑えない人もいる。

 

 昔のチャーチルレーガンあたりがやはり笑いをとって良かったと思う。日本でも笑いをとる政治家が何人かいてもよい。