FRIDAYが批判されている。
真っ先に声を上げたのは松本人志で、もし成宮がシロだったら廃刊どころではないと発言した。その後FAXによる本人の引退宣言で世の中の形勢はいっきに成宮有利に変わった。
FRIDAYは何がいけなかったのか? いや普段から何かがいけなかった。
それは何か?
主に政治家や芸能人など公人(非一般人)のプライベートを追いかけて嗅ぎ回って証拠写真を撮り、センセーショナルな文言をくっつけて販売する。時には大当たりして儲かるためこのような商法がある。
我々の好奇心のせいでもある。
しかし、公人なら誰でもという訳ではない。狙われない人もいる。
ヨソで、 カゲで、 もっと大きな不正をしている存在があるのにそこには近づかず、無難な、弱い、イジメても構わない、それらばかり撮っている。…ことが批判の第一点。
なのに、世の中の正義というツラをしているところも腹が立ち、批判の第二点。本当は記者たちの中にも不倫や不正がはびこってたりしているものだ。
現代はまだ全然良いとは言えない。待機児童は多いし、地方はさびれているし、少子化も高齢化も深刻だ。そんな時に担当大臣が豪遊していたり、賄賂や横領の現場をジャーナリストが写真とともに暴いたら、少しは事態も改善するだろう。
そう考えると成宮のゲイ仲間のチクリから売上増をはかる根性がさも卑しく見える。