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異説ショー

主サイト(ツインサイバーシステム)に載せていない異説を中心に紹介します。

李陵とダンスオブウルブズ

 前節の武帝の時代に酷い目にあった1人が李陵。

 

 前線で苦戦する匈奴討伐軍に後続する援軍を率い、6倍の敵を破り勝利を報告する部下を武帝に遣わす。しかし矢尽き刀折れ捕虜となる。匈奴の王は李陵を気に入り味方にしようとするが頑なに断る。李陵は断っているのに、武帝は激怒。匈奴に李将軍がいると聞き(実は違う李姓)、家族親戚を処刑。必死に弁護した司馬遷も重い刑を受けた。結局李陵は匈奴の地で生き続け、役職を得る。

 

 この構図は、1990年のハリウッド映画「ダンスオブウルブズ」と同じだ。19世紀南北戦争の頃、ケビン・コスナー演じる白人の軍人は、山中の砦に1人で守るうちにインディアンたちと交流をもち、やがて白人側から裏切り者と思われてしまう。

 

 本店と支店、本社と支社、首都と地方。出向者が地元と友好でいると裏切り者呼ばわりされる。

 

 ガンダムも地球と宇宙という同じ構図である。2作目のゼータガンダムではスペースコロニーの住人の側に味方したアムロ・レイは地球育ちだった。

 

 平安京藤原氏と、東国に赴いた源義家。義家の人気は必ずしも中央での成功にはつながらなかった。