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川谷絵音:カビ = ウニ:クリ

 川谷絵音と交際報道のあった19歳女性が未成年飲酒でタレント生命を終えた。

 

 掲示板には、同じく終了したベッキーや元妻といい「ゲスノート」なる呼び名もあった。言い得て妙である。

 

 もっと興味深いのは、これだけ世間の多くからバッシングを浴びているのに本人は特に何も変わらないことと、彼を応援する女性群が少なからずいることだ。何故だろうか?

 

 嫌われている理由として、まずあの眉毛が隠れるほどのキノコ型の髪型と小さな目とタマゴ型の頬というビジュアルが挙げられる。次に意固地な性格と自己中心的な言動、しかもウジウジしている。知人にもおり背が高く痩せている点も似ているが実にどうしようもないジゴロである。

 

 男性で眉毛を隠すといえば他に蛍原や日村などもいるが、見慣れたとはいえ違和感は消えない。眉毛は対外的な意志表示の現れでもあるが、それをあえて隠すというのは、他人に内側を見せたくないのだろう。そして背が高ければ周囲を広く見渡せるのに目が小さいというのも、阿部寛と違い目立たず日陰の暗い中に入っている。タマゴ型の頬も意志の強いエラやアゴと無縁だ。

 

 何かに似ているといえば、ひょろ長いキノコやカビのような菌類しか思い浮かばないが、実際腐った木に寄生して胞子を遠くへ飛ばすように、腐った歌詞を拡散させている。

 

 多くの人々は、カビを嫌うように川谷を嫌うと言える。もし自分たちが腐ってしまえばその歌詞に共感し、朽ちていくと。

 

 外形についてもう少し述べると、例えばウニとクリとは、生物としての分類はまったく違う別物だが、尖ったイガを全身に持ち中身は美味という共通点がある。ちなみにハリネズミやヤマアラシの肉も調べたところ美味とあった。

 

 同様に川谷がどんなにバッシングを浴びても外形を変えないのも、深い考えや狙いがある訳でなく、寄生したものを腐らせ胞子を撒き散らす菌類としての位置づけが変わらない限りまったく変える気は起きない。もし事務所が反省の意を示すため坊主にさせれば、カビ嫌いの世間からの敵意は緩和されるものの本人は「私じゃない」ということになる。

 

 男たるもの、40歳を過ぎたら自分の顔に責任を持てと言ったリンカーン大統領はある時アドバイスを受けてアゴヒゲを蓄えライオンのような外形になり、その風貌が後の選挙の一助となった。ケネディも史上初のテレビでの大統領選討論会で相手候補ニクソンのほうれい線という敵失に助けられ当選した。