倉山満氏の新著「大間違いのアメリカ合衆国」には、少年時代の氏がテレビ番組の「スケバン刑事(デカ)」の影響を受けて❝暗闇司令❞のような闇の組織が世界の背後にいると考えたり、高校時代に書店で「小説吉田学校」を立ち読みして徐々に政治の仕組みが分かっていく話が冒頭に書かれていた。
よく似た経験が自分にもある。今回はその様子をモデルを通して見直し初心に還ってみたい。
ちなみに私は、政治や弁論の方向には向かわず、歴史の興亡の波を重視することにより、当時全盛だったバブル経済がはじけて長期低迷期に入ることを予測、哲学へ方向を向けて新しい人間学に基づく新社会システムへと進んだ。それらの様子をタイバネティックスのモデルで表すとこうなる。
まず、少年期に様々な出会いがある。その中には「スケバン刑事」や「小説吉田学校」との出会いや視聴もある。視聴しなければ左側の図の段階で止まっている。
私はその他に様々な「プロセス説」との出会いがあった。
実際の成長段階との出会いもあれば、それを説く話との出会いもある。それらからいろいろなことを思い、カテゴライズしていく様子が次の図である。
そして、各プロセス説を総合していった訳だが、上図のような感じで誰しも脳内を整理していっている。(「タイバネティックスの講義録」第1章より)
1.各プロセス説の総合 from reigan_s