草分け中

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天神と地神、風神と雷神

 八卦を並べ替えて見直す話を続ける。まず天と地の組み合わせから。

「天神と地神」 天神様というが、ふつう神は天にいて、地にいる神は冥界のハデスや閻魔など、神的で非常に強い一方の雄たるものである。

「風神と雷神」 この組み合わせは日本独特かもしれず、絵画が有名。空中の雲とともにこの二神は活躍する。

「火の神と水の神」 いろいろな神話に登場するが、古神道では両方合わせてカミ(火水)という場合もある。

「山の神と澤(川)の神」 アニミズム的な、自然の中に神様がいるという時、特に山の神様、川の神様といったりする。

 一神教では天の神様のみとなるが、それでも対極に地獄を用意し、天使に熾天使など火を扱う役割を用意する。