賢者のつもり

主サイト(ツインサイバーシステム)に載せていない異説を中心に紹介します。

大河ドラマと小国の行方

ここ数年の大河ドラマは、左右の大国に挟まれた小国を舞台にしたものが多かった。 今川と織田に挟まれた井伊家の「おんな城主直虎」、武田家滅亡後、北条と織田に挟まれた「真田丸」、そして兵庫の地にて毛利と織田に挟まれた小寺家を舞台にした「軍師官兵衛…

姓か、名か、の人類史

その昔、人類はイエを大事にしていた。 イエの存続のために、早くから子を結婚させ、子供を産ませていた。この時代の頃は今のような未婚者は多くなく、結婚が当たり前だった。 いつの頃からか、人類はイエよりも個人の情を優先させるようになった。いつから…

小泉純一郎が凋落した時代が意味するもの

第二次世界大戦のドイツは国家全体がナチスに洗脳されていた。この少し前に名参謀ルーデンドルフが著した「総力戦」こそ、これからの時代を方向付けた名著である。軍人だけが戦うのではないと。ナチスは巧みな宣伝手法で国民全体を熱狂の渦に巻き込み、そし…

人は空(そら)に憧れるが空(くう)にも憧れる

先月、写経を始めたいと思って書店に行くと、数ある写経関連の多くが「般若心経」で、と言うより般若心経ばかりだった。仏教イコール般若心経なのか? ちなみに写経のメリットとして自分なりに挙げられるのは次の3点。 ・なぞることで心が落ち着く。 ・なぞ…

「西郷どん」は現代に不要か?

作り手の思惑では西郷を「優しさと強さを兼ね備えた稀有な英雄(または救い主メシア)」に描きたかったはずだが、視聴者の多くはヤフコメにもある通り「浅い考えのまま倒幕を実行に移す非常に危なっかしいテロリスト」と思わせてしまったことが低迷の原因だろ…

漫画の記号に誰もが納得する不思議

例えば「ドラえもん」でジャイアンが怒った時に頭の上に噴き出す水蒸気のような記号、実際には見えるはずがないものだが、この記号があるかないかで受け手の印象は大きく違う。他にも走った時の足の後ろに描かれる記号、驚いた時の記号、なぜ我々は違和感な…

天地開闢の前に何があったのか?(無面目より)

再び諸星大二郎の作品について。 一般に科学ではビッグバンによって宇宙が始まったと説くが、ビッグバンの前がどうだったかは説かないし考えてもいない。 非科学的と言われる東洋思想でも、最初に太極が生まれ、次に陰陽に分かれたと説き、太極より前は分か…

サバイバルウェディング最終回のインド行き について

今や世界経済の最重要拠点はインドという非常にマトモな視点を持ち、さらに実際に起業までして欧米や中国に対抗しようとする柏木のような若者が実際にいるのか知らないが、編集長の「大事なことは選択することより選択後の生き方だ」という言葉がこんなに皆…

「孔子暗黒伝」はヘーゲル的のようでそうではない

たまに諸星大二郎の名作「孔子暗黒伝」を読み直す。大昔の少年ジャンプになぜか、孔子や老子、ブッダが登場するSF漫画が数回、若き鬼才によって掲載されていた事実がまた凄い。現在は文庫化され、今なおこれに勝る漫画を見たことがない。 名作というものは、…

スポーツ協会会長の問題とニーチェ哲学の限界点

今年になって、誰もがご存知の通りスポーツの各界で会長の問題が噴出している。 1つめは、大学のアメリカンフットボールの試合で日大幹部でもある内田監督が選手に反則行為を強制して相手選手にケガを負わせたものの、日本大学トップの田中理事長がすぐには…

幕末のヒーローがゴジラ、ウルトラマン、仮面ライダーになった

先日の「西郷どん」で、フランスの黒船が神戸に現れ、関西各地が大騒ぎになるシーンがあった。このシーン、絶対に見たことがある。 東京湾に現れた黒くて大きなゴジラ、東京中が大騒ぎするシーンとダブる。そう、伊豆浦賀沖に現れたペリーの黒船は、ゴジラの…

黒船ショックとAIショック

幕末、アメリカのペリー提督が4隻の蒸気船を率いて関東の沖に現れ、開国を迫ると日本中が大騒ぎになった。ちなみに蒸気船は帆でも石炭でも進むことができる今で言うハイブリッド型の船だが、当然漕ぎ手はいらず、日本にはまだその技術は無かった。 この事態…

価値観が大移動中

ここ最近のニュースで価値観の大移動を感じる。 新しいものから書くと、今日の山口県周防大島での2歳児発見のニュース。大勢の警察官がまる2日捜索しても見つからなかったのに、大分県からやってきた78歳のボランティア男性が「子供が上に上りたがる」勘から…

鳩山由紀夫や石破茂の人相

歳をとってからの転職先や転居先で不思議に思うのは、以前に見たことがある顔が多いことだ。そして、顔が似ていると、名前や役職は違っても心や仕草、言い方に似ているところが認められたりする。 それを人相学と言うのだろう。ただここでは、眉の向きや目の…

吉野源三郎から村田諒太へ引き継がれる正しき精神

山根明会長が辞任した。 引き金は元アマ金メダリストの村田諒太だという。若者が巨大な老害に立ち向かい、遂に倒したと言える。 最近の休みの日の過ごし方は専らブックカフェだ。結婚前はよく言っていた漫画喫茶も、読みたい本がなくなってきた。地方では結…

厄介な説教好き

隣人愛を説いたというキリストだが、特に定住することなく一生放浪していたので住民としての隣人はいなかったはずだ。誰もが隣人とうまく付き合えれば定住が続いて苦労することはない。 私の曽祖父には5人の男子が生まれたが、上の4人は皆どこかに行き、店を…

良い状態を原因とする悪い状態の話

今さらながらサッカー日本代表のことを書く。 言うまでもなく、予選突破後の公式試合で、日本代表は長らく試合で勝てないでいた。このままではワールドカップ本番でグループリーグ3連敗は免れないと思われていた。 日本代表の主将は長谷部誠。ベストセラー…

(西郷どん) 史実以上の真実を演じきっているドラマ

大河ドラマ「西郷どん」は、一度でなく何度も見返すことをお勧めしたい。 特に後半の展開は、1つの言いたいことを中心に進行しているため、見返すと伏線やその回収を含めその要旨がよく伝わってくる。 言いたいこととは何か? たびたび出てくるキーワードは…

小動物系人間にも着目せよ

小柄でおとなしく、仕事でも黙々と単純作業を地味に続けている人がいないだろうか? 周囲にいる何人かを思い出してほしい。 彼らは一見あまり役に立たないような気がするが、実は我々の死活に関わる重要性があったりする。 動物に例えるなら、当然ライオンで…

(最終編) NGな状態とOKな状態

この4回目を最終編とする。これらを読んで、恋愛や結婚、転職や転居、政治外交などがいきなり解決するわけではないが、少子化やハラスメント、政治的貧困がますます深刻化する中で、どんな姿勢がNGで(例えば評論家のようになること)、あるいはOKか(実際的な…

(続編) 恋愛は、やはり哲学より経済か?

3番目に恋愛論が来る。まず音声(Fast Uploader)を再生させ、スライドをご覧ください。1と2をまだ見ていない場合は、その下に貼り付けたので参考に。音声は本日から1ヶ月だけ有効です。 Fast Uploader - 無料アップローダー 3.jung,type,love,cybernetics f…

(後編) 哲学史と経済学史の流れは似ている!?

「サイバネティックスのダイナミックなアレンジ」後編が完成。前編をまだ見ていない人は、この下に貼り付けました。前回同様、音声を先に再生してからスライドを開いてください。音声は1か月間有効です。 哲学や経済学を一部知っているぐらいの人にはちょう…

サイバネティックスのダイナミックなアレンジ(前編)

スライドシェアに音声を付けられるというサイトを見たので作成しようとしたが、終日悪戦苦闘した結果、どうもそういうサービスはないと分かった。 それでも幾つかアプリを当たって、いちおう理想に近い形ができたので実験的にアップし、URLを貼り付けておく…

五段活用の人文公式(案)

事案が発生した時の処置をどう判断するか? 久々に人文公式を考えてみた。 ・事案とは、日大アメフト部の暴行やハリルホジッチ監督解任、財務次官のセクハラやTOKIO山口メンバー、日馬富士などを思い出すと分かりやすい。 ・人文公式とは、メインサイト「ツ…

相撲、サッカー、アメフト、スポーツ界の拙い事故処理が目立つ

今年は日本スポーツ界の不祥事が特に目立つ。 まず相撲では、鳥取の酒席で横綱日馬富士が貴乃岩を暴行した案件。最初は疑惑として報道され、相撲協会が横綱を守るため否定しようとするも貴乃花が警察へ届け出る姿勢を見せたため日馬富士の引退となった。その…

信長の田舎臭さこそ本能寺の遠因

再来年の大河ドラマが明智光秀に決まって以来、信長役は誰になるのか、本能寺の変をどう描くのか、気になって仕様がなくなっている。 いろいろな関連記事を読んでいくと、やはり最も妥当な考え方としては光秀の背後には誰も黒幕はいなかったようである。朝廷…

人気漫画「ドラゴンボール」と昔話「屁こきよめ」が似ている

「あなたは特に龍の飾りを身に着けると良い」と言われ、いや持ってますけど、とカバンにつけている水晶球をガッチリと掴んだ龍を見せると驚かれた。 「それをいつ買ったのか? あなたにかなり作用しているよ!」 昼は思い出せなかったが、夜中いま思い出した…

時代の急激な変化の中で

青山ブックセンターが閉店という記事があり、寂しがる人が大勢いた。 昔交友のあった思想系の出版社の雑誌が、この書店にだけは継続的に並んでいたと記憶している。 東京でも赤坂や青山など知的に気取った人々が集まる場所だったので、ここがなくなれば、い…

知識:シンクロニシティをつくる深層

漫画「ハード&ルーズ」3巻には、主人公の私立探偵が次々と新しい仲間と出会い、探偵事務所を立ち上げる展開がある。 「シンクロニシティ。一見、偶然に思える出来事や出会いは、実は深層の意識がセッティングする必然である、というユングの言葉を思い出し…

維持:管理職に貫禄がつく生理的要因

7つの心機能の6番目、「維持」は現在の大脳心理学では場所が特定されていない。 視角など知覚関係は脳の後ろ、感情や思考が前頭野で、アイデアが側頭野、左脳が論理的で右脳が芸術的とされている図を見たことがある人もいるだろう。 しかし、機能として改…