賢者のつもり

主サイト(5素サイクル)に載せていない異説を中心に紹介します。

(麒麟がくる) やっぱり必要なのは賢い人

今年の大河ドラマ「麒麟がくる」。初回視聴率は19%代とまずまずだった。色彩鮮やかとか大河の王道といった記事が目立つし、昨年のように場面が落語とスポーツでコロコロ変わらないので、お年寄りたちも安心して見ていられるだろう。 主人公の明智光秀という…

明智光秀は何故つまらないのか?

先日、明智光秀ゆかりの福知山城に行った。日本中いろんな城に行ったが、この城はなかなか行く気にならず、今年の大河ドラマ「麒麟が来る」関連でようやく重い腰を上げた次第だ。当時の面影といえば野面積みの石垣ぐらいで、コンクリート製の天守閣の中に展…

再始動いまだ成らず

再びギアをかけようにもかからない状況の一例である。 元々日本の総人口の大部分は農民が占めていたが、戦後の急速な工業化とともに元農民の内陸部の子供たちが沿岸部の工業コンビナート一帯へ大移動し、鉄工業や自動車、家電産業などに従事した。読者の父親…

脱出の日本史

正月早々、カルロス・ゴーンの日本脱出が大きな話題になっている。そこで、歴史の中の脱出劇を振り返ってみると、脱出される側がいかにブザマかが浮き彫りになってきた。 まずは鎌倉時代末期に倒幕を掲げたために捕縛された後醍醐天皇を挙げたい。京都では女…

再々東京30年周期説

中国の企業がIR関連で日本の国会議員5人に現金を渡した記事が正月早々飛び込んだ。秋元議員だけではない。元々日本にもカジノをという議員連盟は自民党だけでなく小沢一郎をはじめ野党議員の名も多かったので、本気で捜査したらいったい何十人に上ることかと…

歴史は繰り返すという見方から必要なこと

少し古い話かもしれないが、いわゆる不良と呼ばれる子供は「ケーキを均等に切ることが(脳的に)できない」という本が話題になった。クリスマスや誕生日祝いのパーティーでもし不良にケーキ用のナイフを持たせたら、先ず真っ二つに切るべきところが斜めになっ…

スターウォーズ最終作に初期の頃の魅力はあるのかどうか?

映画「スターウォーズ」ep9が公開した。あまり映画館に行かない方だが、このシリーズはレンタルビデオではなくわざわざ劇場で観ている。いや、観ていた。ep8までは。 このシリーズが全部で9話あることは今から30年前に友人から聞いた。実は今までの3部作はep…

今回の「ドクターX」最終回が暗示する現代

「ドクターX」最終回を視聴。人気ドラマだけあって毎シリーズ最終回は圧巻だが、今回も良い出来映えだった。 ネタバレになるので詳細は書かないものの、1つだけポイントを挙げるなら、経済的な弱肉強食の時代に突入した日本の医療界で旧態依然とした院長は…

(米朝戦争) 多vs少の必勝パターン

北朝鮮関連のニュースが日毎にキナ臭くなってきた。戦争が起きる確率が高まったという話もある。ではどんな戦争になるか? 北朝鮮の軍はミサイル以外は陸海空とも全て使えないが、逆に言えば決して多くない軍事予算の大部分をミサイルだけにつぎ込んできたの…

理屈と膏薬はどこにでもくっつく諺は凄い

前回の「騎虎の将」著者、幡大介の作品には決まったフレーズが何回も出てくることがある。例えばこの本によく出てきた「剣呑」という言葉。他の人の小説ではあまり見かけないが、彼の著書「真田合戦記」にも、主人公の次郎三郎(後の真田幸綱)と従者の五郎丸…

失速する名将

先日、幡大介著「騎虎の将」を読了した。最近は「応仁の乱」がベストセラーになるように、とかく混沌とした室町時代の低レベルさがウケているきらいがあるが、こちらは混沌さを一掃する活躍を見せた太田道灌が主人公である。レビューでも高評なものが多いの…

欧米日VS露中北の違いは哲学の有無

先日、アメリカの高官が相次いで韓国を訪問し、GSOMIAを破棄すれば北朝鮮だけでなく中国やロシアを利することになると迫っていたが、この対立構図の大元はどこにあるのだろうか? 一見したところ、自由な選挙と経済が柱の欧米日と、そうではないロシアや中国…

流れ的には来年はこうなる

2018年秋のレーダー照射と徴用工判決から始まって、輸出管理や不買運動などで大騒ぎしGSOMIAで一区切りついたので2019年を韓国イヤーと書いた前回。日本人は韓国という国がたとえ国際条約や国家間合意があろうと強請り集り(ゆすりたかり)を絶対に止めない異…

韓国イヤー終了

去年の秋から始まった「韓国イヤー」。レーダー照射問題やその反論動画の稚拙さ、徴用工判決、輸出管理強化、不買運動、などと続き、今年の秋のGソミア破棄凍結でいちおうの区切りがついた。 この1年間で韓国という国の異常ぶりが嫌というほど分かり、日本中…

修復に用いた5色の石とは何か?

古代中国の書物「淮南子」に、大昔天地が荒れた時に女媧という神が五色の石を使って修復した話がある。その五色の石とは、東洋的な木火土金水、いわゆる五行のことだというらしいが・・・。 諸星大二郎著「無面目」より そもそも物質は何から出来ているか? …

「~れば、~しろ」に「~れば、~する」

コインランドリーで靴を洗っている間、スマホを開いた。仕事で使うスニーカー靴の場合、安物を買って買い換えたらいいという意見もあるが、安い靴では底が破れたり剥がれたりが多い。丈夫な物を買ってここで洗えば、40分300円で済む。 昼食も最近はマーガリ…

側近や幹部はボスの知識である

国語の授業で日本語の五段活用を習った時になぜ「未然連用終止(連体)仮定命令」しかないのか? なぜ母音字「あいうえお」の5文字がそっくり使えるのか?疑問だった。今は特に疑問とは思っていない。「五段活用は制御回路の仕組みに合致する」と分かったから…

5つの母音は身体の5つに該当する

今日書いたメインサイトの方の記事に使った2つの画像ファイルを、ここでは逆に並べてみたい。 まず1つ目はコンピューターの創始者、ノーバート・ウィーナーが考案したサイバネティックスのモデルの中の「制御回路」。 制御回路 室内温度を一定に保つエアコン…

東京30周年周期説と15年周期説を足した結果

このブログの第1回で紹介した「東京30年周期説」とその後に紹介した故山本七平氏の「出版15年周期説」は実は深くリンクしている。合わせて考えてみると日本の未来が見えてくる。 各説の詳細を読んだ上で次に進めると、まず前者は明治維新を起点にしており、…

竹中平蔵の挑発にはまだ乗らない

新しい元号に変わって、悪評高い竹中平蔵も何かウズいてるのか記事を寄稿していた。 https://lite.blogos.com/article/412388/?axis=&p=2https://lite.blogos.com/article/412388/?axis=&p=2 ネットの評価は記事の内容よりも彼そのものへの批判が多い。確か…

歴史の予言について

今回はなぜ歴史を予言できるか、予言しなければならないかについて書く。 1990年前後、「これから日本は悪くなる」、「デフレになる」、「自民党政権はもうすぐ終わる」と言っても誰も信じなかった。当時は日本はまだまだ良いままが続き、低成長とはいえ好景…

昭和と平成の流れから令和を考える

令和はどんな時代になるのか? 池上彰と山本七平の話から導き出した結論がある。 1、平成の30年間を池上彰がテレビ番組で解説したところによると、大きな事件や事故が起こっては再発を防ごうと制度を大きく変えることの繰り返しだったという。 2、昭和につい…

無意識にアニメが政治化する

現代心理学の創始者フロイトは、患者の話に耳を傾けて幼児期のトラウマを無意識から意識に引き上げることで治療した。弟子の1人ユングは、昔話や物語の世界も無意識に影響していると説いたが、ならばアニメの世界も同様なのではないだろうか? いわばアニメ…

日韓摩擦は何故ガンダムになるのか?

連日ネットを賑わす韓国関連のニュースだが、先日ある閃きをヤフコメに載せたところ好評だったので、ここにその補足的な考察を書く。まずは記事について。 このブログの初期にはよく「歴史の繰り返し」説を紹介していた。なぜ歴史は繰り返すのか? ユング心…

組織は腐る?

組織の全てが悪いわけではない。良い組織、あるいは良い組織のトップとは、末端の構成員の困っていることを助けてくれるようにできている。前の悪いトップと代わって今度のトップは良いと言われる場合はそうだ。 しかし、良いトップには良い幹部や側近が必要…

旧弊打破の功罪

今年の大河ドラマ「いだてん」には様々な“反対派”が登場する。初期にはスポーツの普及そのものに反対する人、次にオリンピック参加に反対する人、そして女子スポーツの普及に反対する人、さらに日本でオリンピックを開催することに反対する人。彼ら反対派に…

昭和から平成への老衰、令和はシーラカンスになっていくのか

池上彰氏の番組によると、平成の30年間とは大きな事件や事故が起きては再発防止のために法律をつくる繰り返しだった。これは昭和の63年間とは異なる。 故山本七平氏は昭和を15年周期で解説し、それぞれ“青年”、“壮年”、“老年”と分類していた。このブログでも…

新五段活用案と信長、秀吉、家康

前回の総論の後、今回から各論に入る。詳細はメインサイト「5素サイクル」のブログに書く予定で、ここサブサイトではコラム的に好き勝手なことを書いていきたい。 で、選んだ題材は人気の戦国時代。なんと、五段活用の「え」仮定形が織田信長、「い」連用形…

状態レベルの五段活用式記述法(試案)

新しいパラダイムがあると、従来は難しかったことが易しくなったり、従来は起こりがちだった悪いことが起こりにくくなる。 方向性をそんな所に置きつつ、新パラダイムのベースは日本語の五段活用の完璧性に依拠し決して突飛なものにはいかないよう注意する。…

自制心と自我の二面性

日本語の五段活用の1つ、未然形と自我との関係について。 例えば「する」という動詞を主我で行うなら、逆の「しない」は客我である。 また、「考える」という動詞を客我で行うなら、逆の「考えない」は主我のままである。 このように、動詞の終止形と未然形…