草分け中

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(女囚セブン)女性セブンとの共通点

 ゴールデン枠から深夜ドラマに移った剛力彩芽

 

 そんな状況もダブって見える「女囚セブン」。感想は面白いという声が多い。

 

 ただ現実に芸者が日常的にあんな京都弁を話す訳がない。演出上それが面白いからだろう。

 

 一方、ゴロが似ているので「女囚セブン 女性セブン」でググってみたが何も出てこなかった。

 

 どちらもドロドロしている点では共通している。確か「読者を人間と思うな」という方針で編集していると聞いたことがある。

 

 ドロドロした女性のドラマにどんな結末が待っているのか? 剛力を陥れた何者かが出るとは思うが、ドロドロは永遠に不滅、という話なのだろう。

 

 

 

(3億8千万)空港の7億は狂言ではなく…

 福岡の3億8千万円強奪事件。

 

 東京都のサラリーマンが業務で金塊を買うため福岡の銀行から大金を引き出してスーツケースに入れ、1人で駐車場の車に乗ろうとしたところ、3人組の男に催涙スプレーをかけられてケースを奪われた。犯人グループの白いワンボックスは交差点を次々と突破して逃走した。ちなみに前日は2人で銀行で金を引き出したらしい。

 

 その後すぐ、福岡空港で韓国へ搭乗しようとした7億円を入れたカバンを持った男2人が関税法違反で逮捕。韓国企業の社長を含め4人は高級車購入資金と言い事件への関与を否定した。

 

 一連のニュースにネット上のコメントは狂言との書き込みが多い。白いワンボックスが早くから停まっていたこと、内部情報漏洩、不自然な額、確かにそう思えなくもない。

 

 しかし、狂言を行うにはリスクが高すぎる。交通量が多い白昼の福岡市内を暴走する場合、交差点で他の車両にぶつかる可能性だってある。防犯カメラにも映っていた。

 

 計画的なようでそうでもない気がする。そもそもは3億円を用意した韓国側が福岡での取引を持ち掛けた。東京から福岡に来た29歳の男ともう1人も来た。しかし交渉の途中で行き違いが生じて韓国側が怒る事態になった。話が違うと。そして強奪事件を起こし倍の7億の入ったカバンを持って空港で捕まった。

 

 と思ったものの、他にもよくあるドラマの話としては、「1人で大金のカバンを持ってこい」と脅されてそうなったとも考えられる。

 

 いずれにせよ東京の企業の方も情報が少ないし、防犯意識が低すぎて素人臭い。情報が少ないことも理由があるのか。ほとぼりはしばらく冷めそうもない。

 

 そういえば車はどこにあるのか? 2人は降車して空港に向かい、1人は車を遠くへ捨てにいったのだろう。

 

 

 

 

(直虎)政次みたいな社員が嫌われる日本

 今夜の「おんな城主 直虎」。

 

 一見、鮮やかな逆転劇ではあるが、似たような状況は現代の企業の支店内にも見受けられると思われた。

 

 新任の支店長に対して、本店のお目付け役気取りの社員。実は本店の幹部の回し者に過ぎず、社長の本スジには当たらないのだが、この社員が支店で目を光らせ支店中から嫌われている。

 

 支店長が何かをやろうにも、この社員が足並みを合わせず、更に本店に悪い報告をする。その行き着く先に何が待ち受けているか?

 

 史実では、徳川に加勢することになった井伊にとって小野政次は邪魔になる。そして処刑される。

 

 似たような事例に梶原景時がある。頼朝直属の目付け役として義経とぶつかり、鎌倉に讒言した。そして義経は衣川で亡くなった。同様に畠山重忠など忠義で知られる御家人も犠牲になった。頼朝死後、執権の北条を中心とする鎌倉御家人は一致して景時を征伐した。

 

 日本人はこの手の者が嫌いである。

 

 直虎は義経贔屓(判官贔屓)の日本人にとって、スカッとする存在かもしれない。

 

 

 

 

 

(NASA)他の星に生命はいない?

 最近、NASAが次々と「他の星に生命がいるかも?」ネタを発表している。

 

 遠い星から近くの木星の衛星まで、水や氷や酸素、そして太陽のような適度の恒星があれば条件は整うから生命がいる可能性が高いという。

 

 はたしてそうか?

 

 この前提には、ここ地球上で科学者が「無生物の物質環境から生命体を作り出す」実験が成功していることが必要になるはずだが、現状ではそんな例はない。

 

 生命体の親の、そのまた親の、と先祖を遡るとどこまでいっても生命であり、最終的に単細胞生物まで行き着くが、単細胞生物が物質環境から出来たかというと断言はできないのだ。

 

 原始の海のいわゆる有機質のスープに雷が当たって生まれたとか、ウィルスのようなものが先に出来たとかいろいろな説があるがどれも苦しく、ならば隕石に生命体が貼り付いて地球に落下したと真面目に語る科学者もいる。しかしこれも他の星でどう生まれたか分からず、生命誕生を解明できていない。

 

 そこで前から言っていることだが、物質環境ができる以前に、波と粒子の両面の性質をもつ量子が、精神の波のように先に、始原にあると考えている。

 

 その始原の精神波の後に各物理定数が定まり、原子や分子ができ、物質環境ができて現在の宇宙が完成する。ただし、

 

 クリエイティブな精神波はその後も活動を続けようとし、遠い先の精神活動世界の実現(人間の文化文明)を目指して、海中で蠢いて、初期生命体として誕生したのではないだろうか。

 

 したがって、精神波は他の星では生命体として生まれない。

 

 と、ここまで書いたが、これもいわゆる人間原理の範疇に入る話なのだろう。

 

 

(百条委員会)字画で行方に注目している

 本日行なわれた百条委員会にて浜渦氏は改めて関与を否定した。

 

 東京ガスとの交渉には前面に立って解決へ運んだが、以後は一切関わっていないと。

 

 偽証が成立するか否か、委員会では終始浜渦氏のペースだったらしいが。

 

 実は私は、異説ショーならではの視点から注目している。

 

 それは浜渦武生の名前が総格45画という姓名判断では最大吉運の代表的な画数だからだ。どうりで自由気ままに振る舞ってもうまくいっていた訳だと思っていた。

 

 ちなみに主格21画(頭領運)、外格24画(財運)とも良い。とんとん拍子にのぼり、東京都のナンバー2にまで至った45画の典型なのだ。

 

 しかし今、小池都知事による豊洲移転中止問題で連日ニュースに出ている。どうしたのか? まさか結末は偽証成立なのか。

 

 実は親分の石原慎太郎の方が姓名判断の本には必ずといっていいほど出ている。主格24画、外格23画、総格47画の吉運の組み合わせで、確かに若い頃から作家で成功し、弟が裕次郎で比較的良い人生だ。

 

 しかしこの47画もいま危機に直面している。都知事の頃は大きな権勢を誇ったが、豊洲問題では脳疾患を理由に逃げ回っている。

 

 45画も47画も万能ではないのか。50歳以降から顕著になっても後半次第に衰えるのか、それとも調子に乗り過ぎると戒められるのか。

 

 小池百合子も25画の吉運だが字画的にはこの2人ほどではない。字画的には勝負にならない。それを小池は豊洲で勝負し、今のところ結論は出ていないが優勢でい続けている。

 

 だから注目している。

 

 ただ凶運でも松本人志竹中直人のように世間的にも内面的にも良い人はいる。2ちゃんねるの書き込みの中には、45画は昔は良かったかもしれないが、現代の組織では決してトップになる画数ではなく、良くて中の上くらい、むしろ凶の方がドスがきいて上に多いとあり、そうかもしれないと思われる。

 

 最後になぜ浜渦を旧字の濱で数えなければならないか、サンズイを水の4画で数えなければならないかだが、文字という光の波(量子の波)が網膜から視神経を通して脳波の波に影響するからと考えている。

 

 

 

(直虎)大河に久々に戦術が描かれた

 前回は方久を演じるムロツヨシを絶賛した。

 

 「真田丸」も秀吉を演じる小日向文世が出てきて大河が盛り上がった。ムロツヨシは中盤の盛り上がりを担う小日向のような位置づけである。

 

 今回は、井伊家乗っ取りを企む小野政次が裏から百姓たちに仕掛けた戦術に対し、井伊家を小野から守る直虎が寺に土地を寄進して今川の支配から脱するなど同じく戦術で対抗した。

 

 大河で戦術を具体的に描くのは「軍師官兵衛」以来、草刈正男の真田昌幸でも好評を博したが、昌幸没後は幸村ではコネタっぽい策の方が多くなりしばらく見なくなっていた。

 

 戦術は万人ウケするものではないが、今の時代に最も必要とするものである。古代の戦争では、賢い軍師が地理や武器や兵糧を確認した上で作戦を献上し、確かな大将が判断して勝敗を決したものだった。

 

 今の時代も、方久のような才能が献策して直虎のような権力が活躍すれば、もっと良くなることだろう。

 

 

(窪田正孝)なぜ車のナンバーをメモしない?

 NHKドラマ「4号警備」第1話。

 

 主人公の身辺警護(4号警備)を行う元警察官を窪田正孝が演じる。礼儀知らずの直情型で、ドラマの主役としてはそれでいいのかもしれないが、

 

 実際問題、襲ってきた車両からクライアントの身を守った後、走り去った車両を佇んで見たのなら、

 

 ナンバーぐらいメモって警察に通報するシーンを入れるべきである。録画を巻き戻して見直したところ、しっかりナンバーは映っていた。通報すれば犯人逮捕は早まる可能性が高まる。なのに、

 

 このシーンがない。要するに実際的ではない。視聴者はたぶん違和感を抱く。賢い視聴者なら気付く。おそらく、

 

 賢くない視聴者がアクションシーンだけ面白がり、この業界への関心を高めさせたい意図があるのだろうか?

 

 いずれにせよ、NHKは頭が悪いとは言える。

 

 まともな犯人なら、決して昼間の群集やカメラがある中では行わず、闇夜にターゲットから身辺警護を分断させ、静かに決行する。

 

 要するにこんなSPを引き立てる犯人はいない。